cactus V6 の使用例

今回はcactus V6 の初期設定から使い方を改めてまとめました。

メーカーの異なるフラッシュシステムでもワイヤレスで遠隔操作ができる、ユニークなワイヤレストランスミッター「Cactus V6(以下、V6)」。
カメラへの装着からクリップオンストロボ(以下、ストロボ)1台を使った撮影までの流れを紹介します。今回は準備編です。本体付属の取扱説明書の補足としてお読み頂ければと思います。

カメラ・ストロボを装着





V6を使用して撮影する時は、カメラ側に装着して送信機として使用する1台と、ストロボ側に装着して使用する1台の最低2台のV6が必要になります。
V6は、スイッチの切り替え一つで送信機・受信機どちらとしても使用できるので、カメラ・ストロボをそれぞれどちらに差し込んでも構いません。

 


一般的なホットシューを備えたカメラであれば、一眼レフ・ミラーレスの他にもコンパクトデジカメでも使用できます。


初期設定


しっかりと装着できたことを確認したら初期設定です。カメラ側の動作スイッチは「OFF」から「TX」に、ストロボ側の動作スイッチは「RX」にそれぞれスライドさせます。




ストロボ側のV6に、使用するストロボのプロファイルを呼び出して情報を登録させます。今回撮影に使用するのは、カメラはペンタックスK-3、ストロボはペンタックスAF540FGZなので、登録されているプロファイルの中からAF540FGZを探します。

 

メニューボタンを押してそれぞれのチャンネルと、グループを合わせます。今回はAチャンネルで設定するので、受信側・送信側共にAのボタンを押します。
テスト撮影をして、発光するのを確認したらこれで準備は完了です。

次回はいよいよ撮影に入ります。

◆Cactus
 V6
 DC-60