6月24日発売の新製品ROGUE ラウンドフラッシュシステムの紹介
ROGUEラウンドフラッシュシステムのテスト撮影_2
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1、ディフューザードームの色温度
ROGUE ラウンドフラッシュシステムのディフューザードームはとても柔らかなシリコン素材となっており、その性質上どうしても装着時に色温度が落ちてしまいます。
未装着時 装着時
6500Kのストロボ使用時、ディフューザードームを使用すると5400Kほどに下がってしまいます。使用する際はカメラ側、ストロボ側のいずれかで補正してあげると良いかと思います。
※ストロボはcactus RF60Xを使用。
ジェルレンズのみ ディフューザーあり
カメラで補正 ストロボで補正
■カメラで補正・・・カメラ設定5300K(NIKONカメラのため5260K)に設定し撮影。
■ストロボで補正・・・ディフューザードームとストロボの間にROGUE ラウンドフラッシュジェル/カラーコレクションの中に入っている1/4 CTBフィルターを使用し撮影。
2、実際に撮影に使用してみる
実際の撮影でどのくらいの差が出るのかを検証します。
※画像はクリックで拡大できます。キーボードの十字キーもしくは画面内の矢印をクリックすることで写真の切り替えが可能です。
※ストロボはCactus RF60Xを使用
※レンズは50mmで照射角は24mm固定
※ディフューザードーム使用時は光量2段UP、色温度5300に変更
直当て ディフューザードーム使用
全体的にふわっとしたイメージに仕上がりました。
蕾から出ているガクの影が直当てだとくっきり出ていますが、ディフューザードームをつけた方を見てみると完全に消えています。
実際にモデルを呼ぶことができませんでしたので毎回テスト撮影におつきあいしていただいているフジコに今回もモデルをお願いしました。
直当て ディフューザードーム
ジェルレンズ ディフューズキャップ(Cactus)
ディフューザードームを使用することで全体的にふんわりとした光に包まれたような写真になり、背景とも一番馴染んでおり、テカリも抑えられている印象です。
ジェルレンズだけを使用した場合、丸型にはなっているが、照射範囲が狭くなってしまうので全体を照らすという使い方には難しいかもしれません。
また、cactusの製品であるディフューズキャップ(製品の詳細リンク)を同じ条件で使用して見ましたが色温度は少し調整したもののしっかりとした拡散光を作り出していることがわかります。
3、カラーフィルターについて
既存のROGUE Flash GRIDのカラーフィルターと、今回新たに発売のROGUE ラウンドフラッシュジェルについてですが、ROGUE Flash GRIDのカラーフィルターをラウンドフラッシュシステムに使用することは可能といえば可能です。しかしサイズが少し小さくなってしまうので注意が必要です。
逆に、ROGUE ラウンドフラッシュジェルをROGUE Flash GRIDに使用することはできません。