ROGUEラウンドフラッシュディフューザーとアンブレラの組み合わせ
前回の記事< ROGUEラウンドフラッシュシステムのテスト撮影2
※画像は全てクリックで拡大、十字キーもしくは画面の矢印クリックで次の画像へと進めます
1、アンブレラの照射範囲の違い
アンブレラを使用する際、どうしても偏りができてしまいます。通常、ストロボディフューザーキャップなどで拡散を行いますが、ROGUE ラウンドフラッシュシステムディフューザードームを装着することで同様の効果が得られます。
未装着時 装着時
アンブレラの隅々まで行き渡っているのがわかるかと思います。
※ストロボはcactus RF60Xを使用。
2、実際に撮影に使用してみる
実際に撮影した写真を比べてみます。
※画像はクリックで拡大できます。
※色補正処理済み
直当て ディフューザーのみ
アンブレラのみ アンブレラ+ディフューザー
アンブレラ偉大なり!!!!
直当てとディフューザーのみの違いはこの距離ではあまり感じられませんでした。
少し影が柔らかかくなったくらいですね。
下の2枚を見てみるとアンブレラのみだとツヤっぽく、ディフューザーを入れることでマットなイメージになった感じがします。ディフューザーをつけることでコントラストを下げることができます。
3、写真を拡大してみる
上の写真を拡大して比べてみます。
※画像はクリックで拡大できます。
※色補正処理済み
直当て ディフューザーのみ
アンブレラのみ アンブレラ+ディフューザー
上2枚の比較では若干テカリが抑えられている、キャッチの形が少し丸くなったというくらいであまり大きな違いは見られません。
下の2枚を比べると一目瞭然です。
アンブレラのみの方がつやが残るので透明感が出ます。ディフューザーを使うと全体が柔らかな光に包まれてかなりとろけるようなイメージになりました。
4、結果
ディフューザードームは一瞬で取り付け取り外しができ、面倒なセッティングがありませんのでアンブレラを使用していてもうちょっとてかりが強いなとか、ちょっとコントラスト強いなって思った時にさっとつけるだけでイメージに近づけられるのであればやってみる価値ありです!!
ちなみに、こちらの被写体は身長約20cm。アンブレラはCactusのトランスルーセント C-451を使用しています。
被写体が小さいのでアンブレラがかなり大きくみえます!