1/31 更新 『定常光で作る光とストロボ光で作る光 vol.2』
(~Litra シリーズとCactusシリーズの紹介~)
<ストロボ編>
使用機材:Cactusシリーズ
RF60X(ワイヤレスストロボ)
GN 56(ISO100 105mm)
ズーム 24mm~105mm
リサイクルタイム 0.1~2.5秒
ストロボはこのままでも使えますが、
カメラの上につけて使用するだけではライティングとは言えません。
このRF60Xをオフカメラで使用する為にV6シリーズを使用します。
V6/V6ll(ワイヤレストランシーバー)
RF60Xや他のメーカーのストロボをコントロールできる送受信機
1~16チャンネル A~Dグループ搭載
V6llはHSSが使用可能
オンカメラはライトが正面から当たっているので影は体の後ろ側にできます。顔は陰影があまりなく、のぺっとした印象になりがちです。
オフカメラはモデルの右側から斜め45度から当てています。影はモデルの左側にできます。顔も鼻などの凹凸が強調されて立体感がでます。
ストロボ光は光量が強いので様々なアクセサリーを使用しても十分な光量で撮影することが可能です。アクセサリーの種類も豊富なのでいろいろ試してみると表現の幅も広がります。
ソフトボックスは少し固めの光で背景に当たる光量も少なくなっています。
アンブレラは傘に一度反射させた光を当てているのでより柔らかい光になっています。背景に当たる光量もソフトボックスよりも多いことが分かります。
こういったアクセサリーの違いはキャッチアイにも変化がでます。
ソフトボックスは四角、アンブレラは丸く、それぞれのアクセサリーの形にキャッチアイが入ります。
街中の広告などでも目を見るとライティングに何を使っているか勉強になるので気にして見てみると面白いです。
旭 里奈 Rina Asahi
(フォトグラファー)
イメージビジョン株式会社テクニカルアドバイザー
愛知県出身。 東京工芸大学卒。
ブライダルフォトグラファーを経てフリーに転向。
現在はライブ、アーティストの撮影を中心にポートレイト、ブライダルなど撮影ジャンルは多岐に渡る。