RAVENの仕様
・サイズ:100×76×63 mm
・重量:159g
・バッテリー:2500mAhのリチウムバッテリー(内蔵)
・充電時間:3時間 (micro-B ケーブル)
・使用可能時間:16時間
・待機画面継続時間:45日間
・耐久温度:約 -18℃〜46℃ (0°F〜115°F)
・液晶画面:3.5cmのOLEDディスプレイ(ゴリラガラス搭載タッチスクリーン)
・ノーズライト搭載:2700K〜6500K、10%〜100%で調光可能なフィルライト、モデリングライト
・AF補助光搭載:赤、白の2色から選択可能
・通信可能距離:マニュアル時/450m、TTL・HSS時/152m
※製品の仕様は、改良などにより予告なく変更することがあります。
RAVENでできること(詳細)
複数ブランドに対応
対応ブランド
・Profoto
・GODOX
・Paul.C.Buff
対応機種一覧表を見る
※Profotoは発光モードを混在して使用することはできません。
※Paul.C.BuffはゾーンDは使用できません。
※チャンネル数はブランドの初期値に依存します。Profoto-8〜20、GODOX-32、Paul.C.Buff-32
※2022年7月現在Paul.C.Buffは日本国内での取り扱いはありません。
2ブランド同時接続
対応のブランドから2ブランドまで選択して同時に接続することができます。
複数の発光モードに対応
□TTLモード
TTL対応のストロボを使用し、Ravenで微調整を行います。(ゾーンA〜Cで使用可)
□マニュアルモード
自分で任意の光量に調整できます。(ゾーンA〜Dで使用可)
□PowerTrackモード
カメラのISO値、もしくはF値、またはその両方の数値をRAVENに記憶し、それらの数値を変更した値によってRAVENが自動で調整します。
■また、調光などをせずに通信の接続のみを行う同期のみモードもあります。
複数のトリガーモードを搭載
□リモートトリガー
RAVEN同士の組み合わせでリモートトリガーを使用することができます。
※トリガー使用時は全130チャンネル、8ゾーン
□サウンドトリガー
音声の感度を調整したRAVENを使用し、音や声でトリガーを使用することができます。
■ライトトリガー
2022年7月現在 開発中
※NIKON用のカメラを利用してリモートトリガー撮影を行う場合は専用のケーブルが別途必要となります。
様々な発光システムを搭載
□HSS
1/200(1/250)を超えるシャッタースピードでの撮影に使用できます。
□マルチ発光
1回のシャッターの間に複数回発光させることが可能。
※発光回数は2〜60回、間隔は自動〜900msまでの間で設定できます。
□後幕シンクロ
Sync View機能を利用し発光タイミングの調整を細かく設定できます。
※2022/6 現在はNIKONのみ対応
□サイクル発光
大光量発光でストロボチャージが不安な場合などに複数台でサイクル設定をし、順番に発光させることで不発光トラブルを防ぐことができます。
特殊な設定
□PINGテスト
リモートトリガー時に電波ノイズなどで通信不良が起きないよう、ゾーンごとに緑ー黄ー赤の色で電波状況が表示されます。
□インターバル撮影
最大60枚、最長24時間59分59秒の間で設定した任意の撮影回数・撮影時間でのインターバル撮影ができます。
□バーストカウンター
リモートトリガー時にゾーンに設定したリモートカメラが何回撮影されているかをマスターの液晶画面で確認することができます。
□長時間スリープ・起動タイマー
1年以内の任意の時間で起動タイマーをかけることができる。長時間使用しない時のバッテリー保持などに使用できます。
□wi-fi・4G/5Gスポット接続によるファームアップ
本体を直接wi-fiや携帯会社の4G/5Gのホットスポットに接続することが可能。本体のファームウェア更新をどこでも簡単に行うことができます。
対応カメラ / ストロボ/LED / コマンダー
■CANON(カメラ)
Rebel SL1 | 70D | 6D | 1Dx |
Rebel SL3 | 77D | 6D Mark II | 1Dx Mark II |
Rebel T4i | 80D | 7D Mark II | 1Dx Mark III |
Rebel T8i | 90D | 5D Mark III | *R3 |
*EOS R | 5D Mark IV | *R5 | |
5Ds | *R6 | ||
5Ds R |
*Canon EOSR、R3、R5、R6を使用し、HSSでTTLモードは使用できません。
※RAVENでリモートトリガーを使用するには、CANONのシステムである電波通信による連動撮影機能を利用するため、2012年以降発売の中級機〜高級機が対応となります。
※CANONのカメラを使用してCANON用の以外のストロボを使用時HSSは使用できません。(物理切り替えボタンのモードがあるストロボはTTLモードを使用。)
■CANON(ストロボ)
270EX | 580EX |
270EX II | 580EX II |
320EX | 600EX-RT |
430EX | 600EX-RTII |
430EXII | |
430EX III-RT |
■NIKON(カメラ)
D3200 | D500 | Df | Z50 |
D3400 | D600 | D4 | Z5 |
D3500 | D610 | D5 | Z6 |
D5000 | D750 | D6 | Z6 II |
D5100 | D780 | Z7 | |
D5200 | D800 | Z7 II | |
D5300 | D810 | Z fc | |
D5600 | D810A | Z9 | |
D7000 | D850 | ||
D7100 | |||
D7200 | |||
D7500 |
※リモートトリガー対応のカメラは表中の一部機種のみとなります。現在検証中となっており、後日正式に記載いたします。
■NIKON(ストロボ)
SB-500 | SB-900 |
SB-600 | SB-910 |
SB-700 | SB-5000 |
SB-800 |
■Hasselblad(カメラ)
X1D |
X1D MkⅡ |
■Profoto(ストロボ/LED)
A1 | B1 |
C1 Plus | **D1 Air | **Pro 8a Air |
A1X | B1X | D2 AirTTL | *Pro 10 AirTTL | |
A10 | B2 AirTTL | **D4 | *Pro 11 | |
**B4 Air | ||||
B10 | ||||
B10 Plus | ||||
B10X | ||||
B10X Plus |
* TTLモードで最大500wsの電力が可能。フルパワーレンジが間もなく登場。
** TTLモードを使用する場合は互換性がありません。
profotoで使用できるチャンネル数
※Profotoは発光モードを混在して使用することはできません。
20チャンネル | A1、A1X、A10、B2 AirTTL、B10、B10 Plus、B10X、B10X Plus、C1 Plus、D2 AirTTL、Pro 11 |
8チャンネル | B1、B1X、B4 Air、D1 Air、D4、Pro 8a Air、Pro 10 AirTTL |
■GODOX(ストロボ/LED)
AD100 | TT350 | V1 | X1r |
AD200 | TT600 | V350 | |
AD200 Pro | TT685 | V850II | |
AD300 Pro | V860II | ||
AD360II | |||
AD400 Pro | |||
AD600 Pro | |||
AD600BM | |||
AD1200 Pro |
※X1rはマルチ発光モードでは使用できません。
■Light & Motion(ストロボ/LED)
Reflex |
Reflex S |
※ブランドはGODOXを使用して下さい。
■Paul C Buff(ストロボ)
Link |
RAVENと直接通信ができます。 |
Einstein | Paul C. Buff CyberSync Tranceiver (CSXCV) もしくは the PocketWizard Power MC2 で通信できます。 |
DigiBee | Paul C. Buff CyberSync Tranceiver (CSXCV) で通信できます。 |
AlienBees | Paul C. Buff CyberSync Plus Receiver (CSR+) & (CSRB+) もしくは、PcketWizard AC9を使用したFlexTT5/TT6で通信できます。 |
White Lightning | Paul C. Buff CyberSync Plus Receiver (CSR+) & (CSRB+) もしくは、PcketWizard AC9を使用したFlexTT5/TT6で通信できます。 |
※TTL機能はLINKでのみ使用できます。
■その他
SONY、Leica、Fujifilmなど今後も多くのカメラ、ストロボブランドへの展開を予定しております。
RAVENバッテリーの説明
・内容:2500mAhのリチウムバッテリー(内蔵)
・充電時間:3時間 (USB 2.0 A → micro-B ケーブル)
・急速充電:0%〜66%までは急速充電
・充電中使用:充電しながら使用可能
※消費電力をカバーするため、より大きな電力量の充電環境が必要
・残量僅少警告ランプ:電池残量20%になると画面が赤くなり警告
・残量僅少時使用制限:電池残量25%以下になると[wifiアップデート][フィルライト][AF/MF補助光]などの機能が一部制限
・充電環境:2A以上の充電機に接続を推奨(1Aまで対応のため1A以上の電力であっても充電速度は変化しません。)
・過充電防止:10時間リミッター(長時間の充電は禁止)
・過放電禁止:充電を何日もしないまま放置しないでください。
・高温防止:本体内部温度が約38℃で充電速度を落とし、約50℃になった時点で約43℃になるまで充電を停止(本体内部温度はAboutメニュー内に記載)
・待機時の消費量:電源をオフにした状態であっても時計などの機能を搭載しているため、24時間で2〜3%のバッテリーを消耗し続けます。使用前には必ず充電をご確認ください。
・充電時の注意:電源を切った後、内部の電源を全て落とすのに3秒かかりますので、電源オフ後3秒以上経過してから充電器を接続してください。内部の電源が落ちる前に充電すると24時間で2〜3%のバッテリーが消耗され続けます。
・充電状態表示:電源オフ時は充電中に状態を表示しません。電源オン時は充電中のマークが表示されます。
・本体の充電が0になってしまった場合:充電器を接続後、[Test][Back/Home][SyncView]の3つのボタンを同時に30秒以上押し続ける事で強制起動することができます。